最初に、不動産一括査定サイトはどういうサービスか、利用の流れも含め解説します。
不動産一括査定サイトは、無料で複数の不動産会社に価格の査定を依頼できるサービスです。サイトによって、登録している不動産会社の数や査定できる不動産の種類などに違いがあります。 また、不動産は1つ1つすべて異なり比較が難しい商品ですので、査定金額も査定する会社や担当者によって違いが出ることはよくあります。
この点、一括査定サイトは複数の会社に同時に依頼でき、それぞれの会社の査定結果を比較することができます。 ですので1社だけに査定を依頼するより、偏った査定金額になる心配が少なく、より信頼性の高い相場、売出価格を知ることができます。
一括査定サイトを利用するには、まず査定する物件の情報と依頼者の情報の入力が必要です。
具体的には、物件情報として、
など、また依頼者の情報については、
などが必要となります。
もし購入時の資料や図面などを紛失していて物件情報がわからない場合は、法務局から登記事項証明書を取り寄せることで、築年数や構造、土地建物の面積など最低限の情報は分かります。 ただし、増築などの未登記部分があると、登記事項と実際の土地建物の情報が一致していない場合もありますので注意してください。
そして、必要な情報さえ準備できれば、サイトのフォームに従って、スマホからでも3〜5分程度で申込は可能です。 このとき、物件の状態(リフォーム履歴など)や希望する売却期間などをできるだけ詳しく記載することによって、より精度の高い査定価格や算出根拠などを提案してもらいやすくなります。 申込が完了すると、複数の不動産会社からメール、電話で査定結果や訪問・面談のアポイントの連絡がきます。
1回に査定を依頼できる不動産会社の数は、サイトによって異なります。最大3社から10社以上を依頼できるサイトもありますので、その中で連絡や資料送付されてきた不動産会社に対応していくことになります。 そして、依頼する不動産会社が決まれば、売主と不動産会社の間で売却依頼に関する契約(媒介契約)を締結し、売出価格を決め販売活動をスタートするという流れになります。
不動産一括査定サイトは、費用負担はなく無料で利用できます。 なぜなら一括査定サイトの運営会社は、不動産の売却情報を不動産会社に提供することで、紹介料を受け取れるためです。
一方、不動産会社は、不動産の売却を考えている顧客情報を得ることで、売却依頼の獲得にむけて営業することができるというシステムになっています。 つまり、一括査定サイトが不動産会社の集客を代行し、売却を検討する顧客情報を不動産会社に提供することで報酬を得るシステムのなか、サイト利用者は無料で利用することができます。
不動産を売却しようと思えば、購入のときに取引した不動産会社や物件所在地の近くで不動産会社を探すこともできます。
そこで、不動産の売却で一括査定サイトを利用する具体的なメリットについて解説します。
一括査定サイトを利用すると、その名のとおり、1回で複数の不動産会社に査定を依頼できます。
いくつかの不動産会社に査定を依頼したい場合、不動産会社を探し、1つ1つの会社に連絡し、それぞれの担当者に同じ物件情報を伝える必要があります。依頼する不動産会社を選ぶのも大変ですが、同じやりとりを依頼した数だけするとなるとかなり面倒です。
この点、一括査定サイトは、1回の情報入力で複数の不動産会社に伝わるため、何回も同じ情報提供や説明の必要もなく、手間と時間を大きく節約できます。
一括査定サイトを利用する最大のメリットといってよいのが、複数の不動産会社の査定結果を比較できることです。
不動産は1つ1つ異なる個別性の強い商品であることに加え、そのときの経済状況や不動産市況によって、不動産の価格、相場は変わります。 そういう意味で、不動産は他の商品と比べても相場や適正価格が分かりにくいといえます。
また、それに加え、不動産会社の方針や担当者によって、物件のプラス要因、マイナス要因をどこまで考慮するかなど、査定の仕方や比較方法が違うことがあります。 ですので、1社の査定結果だけに頼りすぎると、相場や適正な価格とかけ離れた査定結果をもとに売却活動が進んでしまう可能性があります。 特に、周辺環境や前面道路などの影響を受けやすい一戸建てはマンション以上に査定結果に違いがでやすいです。
この点、一括査定サイトのメリットとして、複数の不動産会社の査定金額や算出した根拠を比較することで適正な相場が分かり、納得できる売却価格ですすめることが挙げられます。
サイトによって特徴がありますが、一括査定サイトに登録する不動産会社は、中小から大手不動産会社まで、また、全国展開から地元密着で活動する会社までさまざまです。
不動産売却の成功のためには、土地や建物だけでなく、立地や周辺環境の価値もしっかりと提案、販売していくことが重要です。 そういう意味では、大都市と地方都市、都心部と郊外など、売却する地域の状況も踏まえながら、地域に強い、実績をもつ不動産会社を選ぶ方が良い場合があります。
この点、一括査定サイトを利用することで、大手だけでなく、特定の地域に実績や強みを持つ不動産会社と出会える可能性があります。
一括査定サイトで査定を依頼したからといって、必ず売却依頼までしなければならないわけではありません。
といった場合でも一括査定サイトを利用できます。
この点、査定方法には、机上査定と訪問査定があり選ぶことができます。
机上査定は、床面積や間取り、築年数など物件の基本情報や過去の取引事例などから簡易的に査定する方法です。 一方、訪問査定は、実際に物件を訪問し、建物や設備の状態から周辺環境まで詳細に確認した上で価格を査定する方法です。
訪問査定の方が査定結果の精度は高く、特に、一戸建ては周辺環境の影響も受けやすく、机上査定だと正確な査定が難しい場合もあります。 ただ、とりあえず将来の売却に向けて、価格の目安が知りたい場合など、机上査定だけを依頼することもできます。
一括査定サイトを利用する場合、査定金額に目がいきがちですが、複数の不動産会社の販売方法や担当者の対応や相性を比較できる点もメリットの1つです。
不動産売却を成功させるには、価格設定も大切ですが、販売方法、つまり物件情報を広く拡散し、より多くの購入検討者に見てもらい問い合わせ、内覧数を増やすことが大切です。 ですので、不動産会社の販売戦略や集客に利用するサイトなども、判断基準の1つとなります。
また、不動産の売却活動では、担当者との相性や対応も大切です。初めて不動産を売却する方も多いなか、実際には、不動産会社の提案や対応が適切なものであるかどうかを、一般の方が判断するのは難しい場合もあります。 加えて、不動産の売却は、依頼する会社、担当者を決めてからがスタートですが、その後、買主が見つかるまでの販売期間中、担当者から販売活動の報告を受けたり、さらには契約、引渡しまでパートナーとしてすすめることになります。 ですので担当者の対応や相性があわなければ、長い間ストレスや不安を抱えながら販売活動や契約手続きをすすめることになりかねません。
この点、さまざまな方針の不動産会社や営業スタイルの担当者がいるなかで、販売方法や担当者の対応、相性を比較して決められるのは、一括査定のメリットといえます。
無料で利用できて、1回の情報入力で複数の不動産会社に依頼できる一括査定サイトですが、利用するにあたってのデメリットはどのようなものが考えられるのでしょうか。
日本全国には約128,000社の不動産会社(宅建業者数)があります。(一般財団法人 不動産適正取引推進機構令)
一方で、1つの一括査定サイトに登録する不動産会社数は、多いところでも2,000社程度です。 ですので、一括査定サイトで複数の不動産会社に依頼できるといっても、登録以外の会社も数多くあり、一部の不動産会社から選んでいることになります。
その中から納得できる査定結果、信頼して任せられる不動産会社がみつかればいいですが、そうでない場合もあります。 もし査定結果に納得できるものがない、信頼できる不動産会社が見つからない場合、別の一括査定サイトを利用する、もしくは一括査定に加えて信頼できそうな不動産会社にも依頼するなどを検討してもよいかもしれません。
同時に複数の不動産会社を比較できる点が一括査定サイトのメリットではありますが、最終的に売却を依頼する場合は、会社のホームページや口コミなども参考にしながら、実績や評判などを自分で調べることも必要です。
売主としては、高い査定をしてくれる不動産会社に依頼したくなるのは当然です。 ただ、査定価格と最終的に売却できる金額は必ずしも同じではありません。また、実際に依頼するとなると、集客や販売方法、担当者との相性も大切です。
不動産会社によって、
など、特徴や強みが異なる場合もあります。
売却する不動産の種類やエリアに応じて、その会社の評判や特徴、強みをあわせて調べることで、安心して任せられる会社かを判断できます。 ※ホームステージングとは、モデルルームのように家具や小物などで空間を演出することで売却をしやすくする販売方法
売主が一括査定サイトを無料で利用できる反面、不動産会社は売却依頼をもらわないと一括査定サイトに支払う経費だけがかかることになります。
ですので、登録したメールアドレスや電話番号に査定結果だけでなく、複数の会社から営業電話がかかることがあります。 また、複数の不動産会社に依頼することが前提となっている一括査定では、どの不動産会社も競合する他社を意識した営業活動を行うことになります。
そのため、他社よりも早く売主と接触したい、アポイントをとりたい、面談したいというインセンティブは高くなります。 その結果、登録した直後など短い期間に、複数の営業電話を受けることになり、状況によっては対応しきれない、煩わしいといったことも考えられます。
無料で複数の会社の査定結果を比較できるメリットがある一方で、営業電話に対応する労力が必要となることはある意味仕方ないとも言えます。 ただ、状況に応じて連絡希望時間や対応できる時間をしっかりと伝えておく、あるいは対応する不動産会社の数を決めておくなどの対応も必要です。
ここまで一括査定サイトのメリット、デメリットを解説してきましたが、はじめて利用するとなると疑問や不安からサイトの評判を知りたいという方もいらっしゃると思います。
ここでは、一括査定サイトを利用した方の口コミをご紹介します。
一括査定の口コミの中でも多いものが、査定金額に関するものです。
といった感想や疑問を目にします。
前にお伝えしたとおり、不動産という商品特性上、同じ条件で複数の不動産会社が査定しても、違う査定金額になることは珍しくありません。
などさまざまです。
大切なことは、査定金額だけでなくその根拠や販売方法もしっかりと確認して、信頼して売却を依頼できる会社かを判断することです。
一括査定サイトの口コミで営業電話が多いというものもあります。
複数の会社に同時に依頼しているので仕方がないといえばそうですが、同じタイミングでかかってくると多く感じる方もおられると思われます。
この点については、数多くの不動産会社の提案を聞き、より多くの選択肢から納得できる会社を選べるという考え方もできますし、一方であまり多すぎると対応が面倒ということであれば、最初に連絡をくれた何社かに絞るといった考え方もあります。
口コミの中には、一括査定を利用した割には、査定してくれる会社が少なかったというものもあります。これは、サイトに登録する不動産会社数もありますし、その地域で営業対応する不動産会社の数が少ないことが考えられます。
また、不動産会社は売却依頼を受け、最終的に売却を成立させることで報酬を得ます。 ですので、例えば、売主の売却希望時期が先や明確でない場合や売主の事情などで販売活動がしにくいと判断し、査定をしない不動産会社もあります。
また、不動産取引では、建築基準法や宅建業法などさまざまな法律が関係しますが、物件の状況によって、取引を行う上でのリスクが大きいと判断する物件については、査定をしない不動産会社もあります。 こういった場合、複数の一括査定サイトを利用する、地元の不動産会社へ併せて依頼してみるといった方法もあります。
ここまで不動産一括査定について解説してきましたが、では実際に利用する際にどういった点に注意すればいいのでしょうか。
不動産という大切な資産の売却で後悔しないための注意点をまとめました。
不動産一括査定サイトといっても、いろいろなサイトがあり、なかには、匿名で利用できるサイトもありますが、多くのサイトでは名前や電話番号が必要です。
どうしても名前を出したくない場合は、匿名で概算金額を机上査定で知ることもできます。
ただ、机上査定は、物件の基本情報だけで査定しますのでどうしても精度は低くなってしまいますし、販売方法や担当者含め不動産会社を選ぶという意味では難易度は高くなります。 また、ネットで相場情報を自分で調べることもできますが、直近の取引事例や不動産市況などの情報も踏まえた不動産会社の査定と比べると金額の信頼性は低くなります。
複数の会社に依頼するといっても、そのサイト提携の不動産会社だけで選ぶ必要はありません。
全国対応の一括査定サイトでも、登録するすべての不動産会社が全国対応しているわけではありません。 ですので、物件の場所によっては一括査定に参加する不動産会社数自体がそれほど多くない場合もあります。その中で査定結果や依頼したい不動産会社が見つからない場合もあります。
サイトによって提携する不動産会社も特徴も異なりますので、別の一括査定サイトを活用することも検討した方がよいです。
口コミにもありましたが、一括査定サイトで査定価格にばらつきが出ることはよくあります。 このとき、査定金額が高すぎる不動産会社には注意が必要ですし、高い査定金額の不動産会社に依頼したくなる気持ちは分かりますが、それだけで判断すると後悔する可能性があります。
売主にとって一番大切なのは、査定金額ではなく最終的に高く売却できることです。 この点、査定金額が高く、売出価格を高めに設定したとしても、必ずしも高く売却できるとは限りません。逆に高値で売り出すことがデメリットになる場合もあります。
物件の売れやすさや市場での競合状況によって販売戦略も変わりますので、一概には言えませんが、以下のようなデメリットが考えられます。
今は、ポータルサイトを中心にネットを活用して物件情報を探す時代ですし、相場や適正価格をある程度把握したうえで物件を探す方は少なくありません。
売却価格が相場より高すぎると、物件自体は気になっても問い合わせをしない可能性も高くなります。 ですので、査定価格が高すぎる不動産会社には注意しながら、価格の根拠や売却のための販売戦略なども含めて不動産会社を判断する必要があります。
最後に、一括査定サイトを利用する際の注意点として、査定価格と売出価格、成約価格それぞれの違いを知っておくことも必要です。
査定価格は、本来はその物件の市場価値つまり相場を算出するものです。ただ、他社と競合することが前提の一括査定サイトでは、相場より高い査定金額を提示する不動産会社もあります。
売出価格は、物件を売り出すときの最初の価格です。査定価格が売出価格になることもありますし、販売期間や売主の希望、物件状況を踏まえた売出価格になることもあります。
成約価格は、最終的に買主と合意に至る価格です。売出価格から場合によっては、価格交渉などを経て成約価格が決まりますが、不動産売却で一番大切なものは成約価格です。
ですので、一括査定サイトを利用して不動産会社を選ぶ際にも、査定価格の高さだけをみるのではなく、査定金額の信頼性と物件や売主の状況に応じた売出価格の設定、成約までの販売計画(戦略)などが大切であることは知っておいてください。
ここまで一括査定サイトのメリット、デメリット、注意点を解説してきました。
最後に、数ある一括査定サイトのなかからどれを選ぶか、選ぶ際のポイントについて解説します。 前提として、サイトによって以下のような違いがあります。
項目によって非公開としているサイトもありますし、提携不動産会社すべて公開しているサイトもあります。
一括査定サイトを選ぶときに、大手不動産会社と提携しているかは1つのポイントとなります。
大手不動産会社が提携していることから、査定依頼数や信頼性も高くなりますし、また全国の幅広いエリアで対応してもらえることが期待できます。 また、複数の不動産会社を比較するのであれば、中小の不動産会社だけでなく販売実績が豊富な大手不動産会社も含めたいという方もいるでしょう。
大手から中小不動産会社まで幅広い会社で査定することで、相場や適正価格を把握しやすくなります。
売却するエリアによっては、地域密着型の不動産会社に依頼したほうがよい場合もあります。
例えば、地方都市や郊外エリアなど、大手不動産会社の店舗も実績もあまりない地域での不動産売却となると、地域密着型の不動産会社の方がうまくいくことがあります。 また、売却が難しい物件や内覧ができる時間など販売方法に制約がある場合、地域密着の不動産会社の方がより柔軟に対応してくれる場合もあります。
大手の場合、会社の営業方針など担当者の意向だけで決められないこともありますし、1人の担当者が数多くの物件を抱えている場合もあります。 そのような場合、対応が遅く、担当するほかの物件より優先順位が低くなったりする場合も考えられます。
サイトを選ぶ際に、取引実績が豊富であればあるほど信頼性が高いといえます。
サイトによって累計の取扱件数や年間の売却サポート件数、成約件数、登録会員数などを公表していますので、そういった指標を参考に選ぶこともできます。 また、売却しようとする物件のエリアや物件種別に特化していたり、強みのあるサイトを選ぶことで、過去に同じような売却実績をもつ不動産会社に依頼できる可能性も高くなります。
実績が豊富であると、それだけ不動産売却に関するデータやノウハウが蓄積されていますし、対応が悪い不動産会社などの選別という点でも信頼性は高いといえます。
サイトによって1度に査定を依頼できる会社の数は異なりますので、できるだけ多くの会社に査定してもらいたい場合は、依頼できる数が多いサイトを選ぶほうが便利です。 また、過去に一括査定サイトを利用したことがある方などは、同じ不動産会社と被らないよう2回目以降は、不動産会社を選べるサイトを利用する方が効率よくすすめることができます。
さらに、入力できる項目も大切です。 特に、できるだけ早く、確実に売却したい場合、基本的な物件情報だけでなく、住宅ローンの残高や売却希望時期などの情報が入力ができるサイトのほうが、より精度の高い査定価格や具体的な提案をスムーズに受けることができます。
そして、個人情報を登録するにあたって信頼性の高いサイトを選びたいということであれば、プライバシーマークを取得しているサイトもあります。 また、一括査定依頼の手続きの中でサポートが必要になったときの問い合わせやサポートがどのようになっているかも大切です。
こういったサイトの利便性や信頼性も1つの基準としてサイトを決める方法もあります。
※プライバシーマークは、一般財団法人日本情報経済社会推進協会が、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者等を評価して、プライバシーマークの使用を認める制度
提携する不動産会社の数が多いサイトを基準に決める方法もあります。 やはり提携数が多いサイトの方が、幅広くいろいろな不動産会社から提案を受けられる可能性は高くなりますし、そのサイトの信頼性も高くなります。
また、査定依頼ができる不動産の種類は、土地から一戸建て、マンション、収益性マンション(1室もしくは1棟)、アパート、店舗、工場などさまざまです。 店舗や工場など、取り扱う不動産会社が限られる不動産の査定を依頼する場合、提携する不動産会社数が多いサイトの方が、より多くの会社の査定を受けられる可能性が高まります。
ここまで一括査定サイトを選ぶポイントをご紹介しましたが、1つのサイトに絞る必要はありません。 大手から中堅不動産会社、地元密着の会社まで、サイトによって登録している会社の特徴は異なりますので、複数のサイトを併用することも含めて選んで頂ければと思います。
ここまで不動産の一括査定サイトについて解説してきました。 不動産一括査定サイトを利用する目的は、相場や売却価格を知ることもありますが、同時に、信頼できる不動産会社を見つけることでもあります。
信頼できる不動産会社といえるには、
といった点がポイントとなります。
当然ですが、売主の利益に反する物件の囲い込みなどをしない不動産会社であることはいうまでもありません。 不動産売却を成功させるためには、信頼して任せられる不動産会社に依頼することがもっとも大切です。
ただ、なじみのない不動産業界、専門的な知識が関係する不動産取引において、一般の売主の方が、不動産会社や担当者の信頼性を判断するのは簡単ではありません。 そこで、複数の査定金額、会社を比較しながら信頼できる不動産会社をみつける方法として、一括査定サイトがあります。
1社の不動産会社だけでは分からないことも、提案内容や担当者などを比較検討することでわかることがあります。 是非、不動産一括査定サイトの活用を検討してみてください。