【2025最新】固定資産税の支払い方法はどれが一番お得?注意点やメリット・デメリットを解説

固定資産税の納税通知書が手元に届き、「少しでもお得に支払いたいけど、どれが一番おすすめなのかわからない」と迷う人もいると思います。

2025年現在、利用できる6つの支払い方法のうち、特にお得になる方法は3つです。

  • スマホアプリ決済(Pay払い):手数料無料が魅力だが「ポイント還元」に注意
  • クレジットカード払い:高還元率が魅力だが「決済手数料」に注意
  • 電子マネー払いなら:手数料無料でポイント獲得が可能

なお、各支払い方法にはメリットとデメリットがあり、自分の性格やライフスタイルによって最適な選択肢が異なります。

この記事では、各支払い方法の仕組みや注意点を比較して紹介します。

固定資産税はどうやって払うのが一番お得?【2025年版】

2025年現在、最もお得な固定資産税の支払い方法は、手数料無料でポイント獲得も可能な「電子マネー払い」だと言えます。ただし、表面的なポイント還元率だけでなく「手数料」や「チャージの手間」まで考慮すると、スマホアプリ決済(Pay払い)やクレジットカード払いの方がお得に感じる人もいるようです。

  • スマホアプリ決済(Pay払い)は手数料無料が魅力だが「ポイント還元」に注意
  • クレジットカード払いは高還元率が魅力だが「決済手数料」に注意
  • 【一番お得】電子マネー払いなら手数料無料でポイント獲得が可能

ここでは、固定資産税をお得に払える3つの支払い方法を紹介します。

スマホアプリ決済(Pay払い)は手数料無料が魅力だが「ポイント還元」に注意

特徴 納付書に印刷されたeL-QRをアプリで読み取って支払う方法
メリット 決済手数料が原則無料
デメリット 多くの決済アプリは税金などの請求書払いに対するポイントは対象外

スマホアプリ決済(Pay払い)のメリットは、クレジットカード払いと異なり、決済手数料が原則無料である点です。

しかし、PayPayをはじめとする多くの決済アプリでは、税金などの「請求書払い」を利用する場合、決済そのものに対するポイント付与は対象外(0%)となっています。そのため、「PayPayならポイントが貯まるはず」と思い込んでいる人は、注意してください。

スマホアプリ決済でよりお得に固定資産税を支払うには、支払い時のポイントではなく、アプリの残高に「クレジットカードからチャージ」する際に付与されるポイントを狙いましょう。

決済手段 決済手数料 決済時ポイント チャージ時ポイント 実質還元率(合計) 注意点
PayPay 無料 なし なし 0.0% ポイント還元なし(キャンペーン除く)
楽天ペイ 無料 なし 0.5% 0.5% 楽天キャッシュの利用が絶対条件
au PAY 無料 なし 〜1.0% 〜1.0% クレカチャージ時の上限金額あり
d払い 無料 なし 0.0% ポイント還元なし
ファミペイ 無料 なし 〜5% 〜5% クレカチャージ時の上限金額あり

※還元率や条件は変更される可能性があります。

例えば、「PayPay」や「d払い」では、キャンペーンが行われていない限り、ポイント還元を受けることはできません。ただし、「楽天ペイ」であれば、「楽天カード」から「楽天キャッシュ」へチャージする段階で0.5%のポイント還元が得られます。また、「au PAY」や「ファミペイ」であれば、クレジットカードからのチャージでポイント還元を受けることが可能です。

このように、スマホアプリ決済で固定資産税を一番お得に支払うには、チャージによってポイントが獲得できるサービスを選ぶことが重要になります。

クレジットカード払いは高還元率が魅力だが「決済手数料」に注意

特徴 クレジットカードで支払う方法
メリット 税金の支払いでポイント還元を受けられるカードがある
デメリット 納付額に対してシステム利用料が発生する

クレジットカード払いは、税金の支払いでも通常のポイント還元率と同等のポイントを付与してもらえるカードがあります。

しかし、近年では、税金の支払いを「ポイント付与対象外」または「還元率半減」とするものも増えているため、ポイントが付くかどうかは利用前に必ず確認しましょう。

さらに、クレジットカード払いの場合、「システム利用料」と呼ばれる決済手数料が、納税者負担で発生する点にも注意してください。システム利用料は、納税額によって異なりますが、納税額の0.8%〜1.0%程度かかります。

そのため、一般的な還元率0.5%のカードでは、手数料の方が高くなり、実質的に損をしてしまう点に注意してください。クレジットカード払いをお得な支払い方法にするには、還元率1.0%以上のカードが必須条件です。

【損益分岐点シミュレーション】

納税額 (A)
システム利用料
(B)
還元率0.5%カード
(獲得ポイント)
実質損益
(B) – (A)
(C)
還元率1.0%カード
(獲得ポイント)
実質損益
(C) – (A)
50,000円 415円 250ポイント -165円(損) 500ポイント 85円(得)
100,000円 830円 500ポイント -330円(損) 1,000ポイント 170円(得)
200,000円 1,660円 1,000ポイント -660円(損) 2,000ポイント 340円(得)
300,000円 2,490円 1,500ポイント -990円(損) 3,000ポイント 510円(得)

※システム利用料率を「約0.83%(税込)」と仮定して計算

システム利用料の支払いによって結果的に損をしないように、税金の支払いでも還元率1.0%以上を維持している以下のようなカードを利用しましょう。

カード名 税金支払い時の還元率の目安 年会費
(税込)
特徴・注意点
JCB CARD W 1.00% 無料 39歳までの申し込み制限あり。
年会費無料で税金支払いも1.0%還元の対象。
リクルートカード 1.20% 無料 基本還元率が1.2%と高い。
税金支払いもポイント付与の対象。
P-oneカード
<Standard>
1.0% 無料 請求時に自動で1%割引が適用。
税金支払いも対象。
三井住友カード
プラチナプリファード
1.00% 33,000円 税金支払いでも還元率が下がらない。
年会費が高額なため、納税額が大きい人向け。
Marriott Bonvoy
アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
1.0%以上
(マイル換算)
49,500円 税金支払いでもマイル還元率が下がらない。
高額納税者でマイルを貯めたい人向け。

電子マネー払いなら手数料無料でポイント獲得が可能

特徴 コンビニ等のレジで電子マネーをかざして支払う方法
メリット 決済手数料が無料、チャージによる間接的なポイント獲得が可能
デメリット 支払い上限額の設定や、事前のチャージが必要

「手数料は払いたくない、でもポイントは欲しい」という人に一番おすすめな方法が、電子マネー(nanaco・WAON)を使ったコンビニ支払いです。

コンビニのレジで電子マネーを使って税金を支払う場合、決済手数料は無料です。ただし、支払いそのものに対してポイントが付くわけではありません。

現金でチャージしてもポイントは付きませんが、特定のクレジットカードを使って電子マネーにチャージすることで、間接的にクレジットカードのポイントを獲得できます。

この方法なら、決済手数料を発生させずに、ポイントだけを受け取れるため、実質的な還元率が最も安定します。

以下は、電子マネーを使ったコンビニ支払いの代表的な2つの方法です。

決済方法 手順と獲得ポイント
nanaco
×
セブン-イレブン
  1. 「セブンカード・プラス」からnanacoへチャージ
  2. チャージ金額の0.5%分のnanacoポイントを獲得
  3. セブン-イレブンのレジで固定資産税を支払う
WAON
×
ミニストップ
  1. 「イオンカードセレクト」からWAONへオートチャージ設定
  2. チャージ金額の0.5%分のWAON POINTを獲得
  3. ミニストップのレジで支払う※

※ミニストップではWAONで支払うと一部ポイントが付くケースもありますが、基本はチャージポイント狙いとなります。

どちらも「コンビニに行く手間」と「専用カードを作る手間」がかかってしまいます。しかし、数万円単位の支払いで確実に数百円〜数千円分のポイントが手に入るため、節約効果の高い方法です。

固定資産税の支払い方法6種類のメリット・デメリットを比較

2025年現在、固定資産税の支払い方法は6種類あります。2023年4月から「eL-QR(地方税統一QRコード)」が全国で導入されたことで、固定資産税の支払い方法は、従来の窓口やコンビニ払いなどに加え、スマホアプリ決済(Pay払い)・クレジットカード・電子マネーなど、選択肢が大幅に拡大しました。

支払い方法 決済手数料 ポイント還元 領収証書
①現金納付 無料 なし 発行される
②口座振替 無料 なし 発行されない
③クレジットカード 有料 あり
(カード規約次第)
発行されない
④ペイジー 原則無料 なし 発行されない
⑤スマホアプリ決済 原則無料 ほぼ0%
(チャージ・CP除く)
発行されない
⑥電子マネー 無料 ほぼ0%
(チャージで間接的に可)
発行される

現金納付と電子マネー以外の支払い方法では、原則として領収証書が発行されません。ただし、法人や個人事業主で会計処理上の証憑が必要な場合でも、クレカの利用明細や納付完了通知、納付履歴などで代替できるケースが一般的です。

紙の領収証書がないことは、必ずしも決定的なデメリットとはならないことも踏まえて、6つの支払い方法とそれぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。

現金納付

現金納付は、金融機関の窓口や郵便局、コンビニエンスストアのレジに納付書を持参し、現金で支払う昔ながらの方法です。

メリットは、その場で領収印が押された「領収証書」を確実に受け取れる点です。一方で、銀行の営業時間内やコンビニへ足を運ぶ手間がかかる点はデメリットです。また、他のキャッシュレス決済とは異なり、ポイント還元などの金銭的なメリットは一切ありません。

車検などで納税証明書がすぐに必要な場合や、紙の領収証書がないと不安な人は、現金納付を選ぶと良いでしょう。

口座振替

口座振替は、指定した金融機関の口座から、納期ごとに自動で引き落としを行う方法です。

口座振替のメリットは、払い忘れのリスクをゼロにできる点です。一度手続きを済ませれば、翌年以降も自動で継続されるため、管理の手間が最もかかりません。ただし、ポイント還元はなく、通帳への記帳が領収証書の代わりとなります。

注意点は、一度口座振替を契約すると、翌年以降eL-QR付きの納付書が届かなくなることです。将来的に「ポイントが付くスマホアプリ決済に変えたい」と思っても、口座振替の解約手続きが完了するまでは他の支払い方法を選べません。

口座振替を選択する場合は、注意点も理解した上で手続きを行いましょう。

クレジットカード

クレジットカード払いは、パソコンやスマートフォンから「地方税お支払サイト」にアクセスし、eL-QR情報を入力または読み取って支払う方法です。

24時間好きなタイミングで自宅から納税でき、実際の引き落とし日まで支払いを先送りできるキャッシュフロー上のメリットもあります。

1.0%以上の還元率のカードを使えばポイントが貯まりますが、システム利用料(決済手数料)との損益分岐点計算が必須です。

システム利用料は、納付額の1.0%弱が目安になるため、還元率0.5%程度の一般的なカードでは手数料負けして損をします。

また、領収証書は発行されないため、必要な場合は納付手続き完了画面を印刷するなどの対応が必要です。

クレジットカード払いは、還元率1.0%以上のカードを利用し、手数料を差し引いてもポイント分がお得になる人や、支払い日まで猶予がほしい人におすすめな方法です。

ペイジー(Pay-easy)

ペイジー(Pay-easy)は、納付書に記載された「ペイジーマーク」や番号を使い、インターネットバンキングや銀行ATMから支払う方法です。

銀行窓口が閉まっている夜間や休日でも、ATMやネットバンキングが稼働していれば納税が可能で、わざわざ現金を下ろす手間も省けます。クレジットカード払いとは異なり、原則として決済手数料がかからないのがメリットですが、ポイント還元などは基本的にありません。

また、コンビニ払いやスマホアプリ決済には金額上限(30万円など)がある場合がありますが、ペイジーであれば高額な納税でもスムーズに処理できるケースが多く、高額納税者にもおすすめです。

スマホアプリ決済(Pay払い)

PayPay、au PAY、楽天ペイ、d払いなどのスマートフォンアプリを使用し、納付書のeL-QRをカメラで読み取って支払う方法もあります。

数秒で決済が完了する手軽さと、クレジットカード払いとは異なり「決済手数料が無料」で利用できる点がメリットです。ただし、「請求書払い」単体ではポイントが付かないことが多いのがデメリットです。お得さを求めるなら「クレジットカードチャージ」によるポイント還元か、キャンペーンの開催を狙う必要があります。

また、領収証書は発行されず、アプリ内の取引履歴で確認することになります。

電子マネー

セブン-イレブンの「nanaco」やミニストップの「WAON」を使い、コンビニのレジで支払う方法です。支払い方法は、商品購入時と同様にレジでカードやアプリをかざすだけです。

現金払いと同様にコンビニへ行く必要がありますが、決済手数料無料で、チャージによるポイント獲得(0.5%程度)が狙える点がメリットです。

さらに、キャッシュレス決済でありながら、レジで支払うため「領収証書」を受け取ることができます。

※店舗や自治体の運用により異なる場合がありますが、一般的にコンビニ収納代行のレシートや領収印付きの半券が渡されます。

なお、電子マネーには一度に支払える上限額(通常5万円など)の設定がある点に注意してください。高額な納税では「センター預かり分」を利用したり、複数枚のカードを用意したりといった工夫が必要になる場合があります。

あなたに最適な固定資産税の支払い方法は?タイプ別おすすめ診断

固定資産税の6つの支払い方法を紹介しましたが、「結局、自分にはどれが合っているの?」と迷う人もいるでしょう。そこで、簡単な質問に答えるだけでぴったりな方法がわかるセルフ診断を用意しました。

【質問1】紙の「領収証書」は絶対に必要ですか?

  • はい →【タイプD】へ進む
  • いいえ →【質問2】へ進む

【質問2】ポイント還元(お得さ)よりも、「払い忘れ防止」や「手間なし」を最優先しますか?

  • はい →【タイプC】へ進む
  • いいえ →【質問3】へ進む

【質問3】お得さを追求する上で、あなたの考えに近いのはどちらですか?

  • A:新しいカードを作る等の手間をかけてでも、手数料負けせず「確実なポイント還元」を狙いたい。

→【タイプA】へ進む

  • B:面倒な準備は嫌だ。今あるスマホアプリ決済で、キャンペーンや抽選などのチャンスがあればラッキー程度でいい。

→【タイプB】へ進む

【診断結果】

  • 【タイプA】とにかくお得さ最優先!少しの手間は惜しまない人
  • 【タイプB】キャンペーンを見逃さない情報通!ゲーム感覚で楽しみたい人
  • 【タイプC】面倒なことは大嫌い!安全性と確実性が一番の人
  • 【タイプD】現金主義!紙の領収証書がないと不安な人

【タイプA】とにかくお得さ最優先!少しの手間は惜しまない人

あなたにおすすめなのは、「電子マネー(クレカチャージ)」または「高還元率クレジットカード」です。

節約意識が高く、ポイント獲得のためなら多少の手間を惜しまないあなたは、「手数料負け」を最も避けるべきです。まずは「セブンカード・プラス」などの特定カードを用意し、nanacoチャージ&支払いで実質0.5%の還元を確実に手に入れる方法が最強の選択肢となります。

もしコンビニに行くのが面倒であれば、還元率1.0%以上のクレジットカードを使い、システム利用料を差し引いてもプラスになることを計算した上で決済しましょう。

【タイプB】キャンペーンを見逃さない情報通!ゲーム感覚で楽しみたい人

あなたにおすすめなのは、「スマホアプリ決済(Pay払い)」です。

普段から使い慣れているPayPayやau PAY、楽天ペイなどを活用しましょう。基本の還元率は0%でも、支払い時期に合わせて各社が実施する「抽選で全額還元!」「地域限定最大10%還元」といったキャンペーンを利用して、ポイント獲得を狙える可能性があります。

特に、au PAYなどはPontaポイントが当たる抽選キャンペーンを頻繁に行っています。支払う直前に各アプリのお知らせをチェックし、最も条件の良いアプリを選んでサクッと支払うスタイルが合っているでしょう。

【タイプC】面倒なことは大嫌い!安全性と確実性が一番の人

あなたにおすすめなのは、「口座振替」です。

「ポイントなんて数百円程度だし、それより払い忘れて延滞金がかかる方が怖い」と考える堅実なあなたには、自動引き落とし一択です。一度設定してしまえば、仕事が忙しくても、旅行に行っていても、自動的に納税が完了します。

精神的な安心感と、管理コストの削減こそが、あなたにとって最大の「お得」と言えるでしょう。

【タイプD】現金主義!紙の領収証書がないと不安な人

あなたにおすすめなのは、「現金納付」です。

「デジタルデータだけでは信用できない」「紙の領収証書をファイリングしておきたい」というニーズを持つ人は、迷わず金融機関やコンビニの窓口へ向かいましょう。

ポイント還元はありませんが、その場で受領印をもらう行為には代えがたい安心感があります。無理にキャッシュレス化して不安を感じるより、ご自身の安心できる方法で納税を済ませることが一番です。

まとめ

2025年の固定資産税の支払いにおいて、最も「お得」を享受できるのは、手間をかけて電子マネーへチャージして支払う方法や、手数料負けしない高還元率クレジットカードでの支払いです。

まずは、お手元の納税通知書に「eL-QR」があるかを確認し、保有しているカードの還元率をチェックしてみてください。「手数料を払ってでも時間を節約したい」のか、「一手間かけてポイントを最大化したい」のかなど、自分の価値観に合った方法を選び、期限内に気持ちよく納税を済ませましょう。

「毎年安くない税金を払い続けるなら、現在の自宅の資産価値も確認しておきたい」という人は、GMO不動産査定のような一括査定サービスも利用してみてはいかがでしょうか。

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